Environment 環境

環境教育

環境教育

ベネッセコーポレーションでは商品やサービス、およびイベントなどを通じて、お子さまの発達段階に合わせた自然や環境への学びの機会をご提供しています。

教材を通じた環境教育事例

幼児:こどもちゃれんじ じゃんぷ6月号 「おじぎそう おせわセット」

「おじぎそう」の栽培を種まきから自分で始められるキットです。
「おじぎそう」を栽培する体験を通して、適度な水やりなど、植物を育てるのに必要な条件を知り、自分が育てたものに対する愛着と大切にする心を育みます。
エデュトイのほかに、おじぎそう栽培を興味付けるための映像やおじぎそう以外の植物への興味を育む絵本なども展開。

エデュトイ「きみだけの おじぎそう」
エデュトイ「きみだけの おじぎそう」
「かんがえてはっけんえほん」6月号より
「かんがえてはっけんえほん」6月号より

幼児:こどもちゃれんじ すてっぷ4月号「かんさつ! だんごむし」

4~9月号で展開する「生き物観察プログラム」の中の1つ。「かたち」「たべもの」「とくいわざ」という3つの観察視点で、身の回りの生き物を観察することで、好奇心、探究心を育むことをねらいとしています。
4月号のテーマは「だんごむし」。きょうざい動画や絵本で展開される冒険ストーリーが、お子さまの気持ちを盛り上げます。

「ふしぎはっけんえほん」4月号より
「ふしぎはっけんえほん」4月号より
「ふしぎはっけんシアター」4月号より
きょうざい動画4月号より

幼児:しまじろうのわお!しまじろうの環境アニメ

幼児が、観て、歌って楽しく、地球を大切に思う気持ちを育める、4曲のしまじろうアニメです。
地球ではたくさんの生き物がみんなで一緒に楽しく暮らしていることを知り、登場する動物へ「かわいい」「好き」という気持ちを持ってもらうことが、将来それを「大切にしたい」という気持ちや行動力につながります。
また、環境教育の歌として、環境問題のシーンを少しだけ映像に入れることで、ただ楽しいだけでなく、世界ではさまざまな環境問題が起こっているというメッセージを込めています。

しまじろうが海中でイルカと向き合っている
画像が4分割され、それぞれ、しまじろうと鳥2羽・シロクマ・イルカ・サル

「おおきな あおい おうち」より

【しまじろうのわお!「生物多様性」の放送回が第28回アジアテレビ賞 プレスクール・最優秀賞を受賞】

しまじろうとトロフィー。背景に「28th Asian Television awards」
しまじろうたちが植物の中から手を挙げ、テロップは「せいぶつ たようせい いきもの いろいろ」

「しまじろうのわお!」にて「生物多様性」をテーマにした放送回が、アジア最大規模の国際テレビ賞である「アジアテレビ賞」にてプレスクール(幼児番組)部門最優秀賞を受賞しました。アジア各国の1000番組を超えるエントリーの中から、60名の専門家の審査を経て、特に優れた番組として評価されました。同放送回では、開発により数を減らした生き物に注目し、生き物を守り、共生できる環境を作っていく大切さを伝えるとともに、生物多様性や環境問題などの難しいテーマでも、視聴後に親子の会話が広がり、子どもが自分自身で考え、行動していくきっかけになることを目指して制作しています。

幼児:まみむめもったいない!しまじろうのわお!

幼児に「もったいない」ということはどういうことか、わかりやすく伝え、意識を持ってもらうことをねらっています。
園生活のなかで、ありがちな「もったいない」場面とともに、わかりやすく「まみむめも」にのせた歌詞とダンスで紹介し、歌いながら、ダンスしながら、「もったいない」行動をなくす意識付けができるものになっています。

「もったいなーい!」と飛び出すような文字が上に、女の子とキャラクターたちが並んでいる

【「まみむめもったいない!」が環境省主催「環境教育・ESD実践動画100選」に選定】

「環境教育・ESD実践動画100選」 子どもを対象としたSDGsや環境教育、ESDの3分間の実践動画を選定しました!
「まみむめもったいない!」が環境省主催「環境教育・ESD実践動画100選」に選定

幼児向け環境啓発動画「まみむめもったいない!」が、環境省が2023年度よりスタートした「環境教育・ESD実践動画100選~始めよう!広げよう!学びの取組~」の社会教育部門において、「実践動画100選」に選定されました。審査委員会からは「幼児が遊びの中で自然と取り組めるよう「楽しさ」へのこだわりを感じることができました。B to C(Business-to-Consumer)の動画として、このような動画が今後増えていくと良いかと思いました。」との選定コメントをいただきました。

幼児:おやこでエコチャレンジ!

親子で一緒に「エコ」について学び、会話してほしいという思いから、「しまじろうしんぶん」環境特別号とウェブサイトで情報を提供しています。幼児にとっては難しいテーマですが、クイズや探し絵などの遊びをとおし、自分の大好きなものや身近なものを大切にすることから提案しています。

エコえさがしチャレンジ ちきゅうに やさしいものが あるよ。これは どこに あるかな?
しまじろうの家族たちが噴水のある緑の公園にいる
「エコって なあに?」とライオンのおじさんが指を立てている

小学生:「進研ゼミ」考える力・プラス講座5年生・6年生 巻頭特集「こうたのなるほどニュースファイル」

多様な視点、経験に基づく考察力を養うため、「環境」「経済」「科学」など、さまざまな分野のテーマで知的好奇心を深めるページです。
環境の分野では、「生物の絶滅」をテーマに、生物と自然のバランスや絶滅の原因と対策を学んだり、「ごみ」をテーマに、時間とエネルギーを要するリサイクルをする前にできることを考えるなど、環境に対する関心を高めることができます。

6年生4月号2万種以上の生物が絶滅の危機に!
5年生5月号
リサイクルさえすればOK!?ごみをもっと減らすには?
©株式会社MD

小学生:「進研ゼミ」<チャレンジタッチ> 社会 4年生・5年生

「進研ゼミ」<チャレンジタッチ>社会では小学校の授業がわかるようになるコンテンツを製作しています。
4年生では、ごみ処理の問題への理解と、4R(リフューズ・リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みの大切さを紹介し、行動を促しています。
5年生では、環境の単元で、世の中の環境問題や地球温暖化の図解などを取り扱っています。

チャレンジタッチ4年生社会
チャレンジタッチ5年生社会

小学生:「未来をつくるSDGsナゾ解き 海をわたる声と世界の秘密」

『未来をつくるSDGsナゾ解き』は、子どもたちがSDGsについて楽しく学びながら、未来の世界に目を向けられるきっかけを提供するプロジェクトです。子どもたちが思わず「知りたくなる」「やってみたくなる」コンテンツを通じて、環境問題など世界の抱える問題に気付ける創造力や、解決にむけて主体的にはたらきかけることのできる行動力を育んでいきます。

※「進研ゼミ小学講座」会員限定のコンテンツです。

「海をわたる声と世界の秘密」書かれ、島の点在する南国の海を帆船が航行している
マス目に木がいくつか入り込んでいるゲーム画面の

中学生:「進研ゼミ」<ミライ科>

進研ゼミ中学講座「ミライ科」では、中学生活の悩みから将来の夢まで、役に立つ話題を提供しています。身近なコトからミライを見つける一つのヒントとしてSDGsについても扱っています。
以下の2つのシリーズが公開中です。

松丸奨さん 「給食食べまSHOW!」
鳥飼否宇さん「生徒会書記はときどき饒舌」

高校生:探究ナビ

高等学校の教員・生徒向けに「総合的な学習の時間」での課題発見・解決をサポートする探究学習用教材「未来を拓く探究シリーズ 探究ナビ」において、「探究学習のプロセス」と「必要な考え方」を学び、「地球温暖化」など実際の社会課題をもとに、探究的な考え方を実践し、地球温暖化への理解を深められるコンテンツを提供しています。

高校生:探求ナビ1
高校生:探求ナビ2

官公庁との連携:STEAMライブラリー

2021年3月にリリースされた経済産業省「未来の教室」事業のSTEAMライブラリーのうち、高校生向けの「防災学習のSTEAM教材」をベネッセコーポレーションが開発しました。日本・世界の災害発生状況を踏まえつつ、自分の住む地域のハザードマップや統計情報をもとに地域の防災・減災を探究し、自分たちが考える防災・減災へのテクノロジー活用事例として、解決策になるロボットを大学・企業・地域自治体と共に考える高校生向け学習支援教材となっています。

官公庁との連携:STEAMライブラリー1
官公庁との連携:STEAMライブラリー2
官公庁との連携:STEAMライブラリー3
株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ

イベント・コンクールなどを通じた環境教育

全国小学生『未来』をつくるコンクール 環境部門~環境活動を支援する

毎年夏休みに身の回りの取り組みや環境問題などを調べて作品にまとめ、応募する機会を提供しています。

「全国小学生『未来』をつくるコンクール」の応募告知画面

高校生環境小論文コンクール

環境問題をテーマとした小論文を募集することで、高校生が環境問題について考え、社会に発信したり、主体的に活動したりするきっかけとなることを目指し、コンクールを開催しています。

高校生環境小論文コンクール

ベネッセSTEAMフェスタ

全国の中高生の探究的な学びの交流イベントで、なかでもSDGsは人気テーマとなっています。調査や実証研究だけでなく、社会に取り組みを広げる学生もいます。
2023年度は3月23日に上野学園にて3年振りに集合形式で開催しました。全国から104チームが集まり、自分達の学びを持ち寄り、共通のテーマで探究を続ける仲間と交流しました。

ベネッセSTEAMフェスタ2024開催のWebページ画面
DIYいきもの博物館のチラシ

全国探究コンテスト

「全国探究コンテスト」は、「探究ナビ」や「探究ナビBasic」教材採択校の中高生たちが自らの興味や問題意識を追求する場です。環境問題、社会課題などに対しての探究を通じて、持続可能な未来に向けた行動を促す重要な一歩となります。

全国探究コンテスト2023
困りごと解決部門『入賞・オーディエンス賞』受賞作品

地域イベントを通じた環境教育の提供

地方自治体や企業、環境団体などと連携し、各イベントに出展。楽しく環境について学べる機会を広く提供しています。

<地域イベント例>
●EV×未来社会創造ワークショップ ~サステナブル・ツーリズムを考える~

2022年11月11~12日に、主催:一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)、共催:東京大学大学院情報学環・福武ホール、東京大学生産技術研究所次世代オフィス(ONG)、協賛:株式会社ベネッセホールディングス、協力:株式会社ベネッセコーポレーションにて、栃木県日光市の課題解決と環境配慮の観点でEVを使って「サステナブル・ツーリズムを考える」ワークショップを実施。栃木県立宇都宮東高等学校、東京都立日比谷高等学校、広尾学園高等学校、埼玉県立不動岡高等学校の生徒が参加しました。
1日目は、各校の生徒が立てたプランに基づいて、実証実験導入の初日であるAIタクシーも利用しながら、日光の観光名所を周り、各グループの気づきをシェア。
2日目は、栃木県環境森林部、日光市役所より栃木県・日光市の各取り組み、JTBより東武鉄道の取り組み、トヨタレンタリースより同社の取り組みについてご講演をいただいたのち、生徒たちは、1日目の体験と講演内容を参考にしながら、チームごとに日光市の課題と環境配慮に関する解決策を考え、具体的なアイデアを発表しました。
実施後のアンケートでは、「観光客とサステナブルを両方取り入れるのが思ったより大変」という感想や「持続可能な観光にするためには地元住民や、観光客などすべての人々に利益がある仕組みをとることが重要であることを学びました」など興味関心が深まり、学習意欲が向上したという声を多くいただきました。

●EV×未来社会創造ワークショップ ~サステナブル・ツーリズムを考える~
●EV×未来社会創造ワークショップ2022

2022年2月12日に、主催:ベネッセコーポレーション、一般社団法人電気自動車普及協会(APEV)、共催:東京大学大学院 情報学環・福武ホール、東京大学 生産技術研究所次世代オフィス(ONG)にて、気候変動対策としてのEVを使った今後の可能性を考えるワークショップを実施。水海道第一高校及び松山工業高校の生徒がSTEAM教育の一環として参加しました。
ワークショップでは、「車いすの方の願いをかなえるには」をテーマに、EVなどの技術や、法律・地域政策などの社会面のアプローチを考慮しながら、課題解決のための具体的なアイデアを検討し発表しあいました。
実施後のアンケートでは、「健常者の当たり前だけの狭い視野ではなく、バリアフリーという観点がどれほど大切なのかがわかった」という感想や「初めてEVについてたくさん学んで、これからの素敵な未来がみえたので、一歩でも早くその未来に近づけるよう、どんどん新しい技術を学んでいきたい」など興味関心が深まり、学習意欲が向上したという声を多くいただきました。

EV×未来社会創造ワークショップ2022

地方自治体と連携した環境教育への貢献

●多摩市生物多様性ガイドライン作成への参画

豊かな自然環境を守り、生き物と共存しながら自然の恵みを得て、持続可能な社会を築いていくため、ベネッセホールディングスおよびベネッセコーポレーションは多摩市生物多様性ガイドラインづくりに参画し、多摩市における生物多様性に関する教育に協力しています。

株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ

従業員への環境教育

環境に関する目標と取り組みへの理解を深め、従業員それぞれが活動のヒントを得ることを目的に、ベネッセグループ全体を対象とした「環境DAY」(グループ全体朝礼)を年1回実施しています。2024年度は東京大学大学院より江守正多教授をお招きし、「気候の危機と社会の大転換」についてご講演いただいたほか、グループ内の環境への取り組み事例を共有しました。また、「環境DAY」と連動して、ベネッセグループ25社の従業員を対象としたベネッセグループ環境ウェブ研修を実施し、環境経営に関する基本的な理解を促しています。

さらに、ベネッセコーポレーションでは新入社員教育、各部環境担当研修のほか、部門別の教育を実施し、環境業務を担当する新任社員に対しては、内部監査員教育などの専門教育を実施しています。また、各フロアにおいて、廃棄物分別の徹底や節電などを徹底する担当者を任命し、四半期ごとに実施。分別状況などをフロアごとに発信することで、社員への啓発を促しています。
【環境教育の考え方と教育体系】
環境教育の考え方と教育体系
株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ