Environment 環境

資源の保全

資源の保全

「未来からの留学生」である子どもたちに豊かな地球環境を引き継ぐために、資源の保全は重要な課題です。ベネッセグループでは持続可能な社会の実現に向け、水・プラスチック・紙など資源保全への取り組みを行っています。

取り組み方針

ベネッセグループの環境方針に基づき、(1)商品・サービス、営業活動等における気候変動対策・生物多様性の回復・環境配慮の推進 (2)気候変動対策や生物多様性の回復を目的とする省エネ・再エネ・廃棄物の削減・リサイクルなど資源循環の促進、資源利用の効率化および水資源の保全と水資源の効率化 (3)事業特性を活かした環境教育の推進 (4)ステークホルダーとの協働による地域・社会への働きかけに資する活動を行っています。

株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ

廃棄物削減

ベネッセコーポレーションでは、事業を通じて環境負荷低減に取り組んでいます。基幹事業である教育事業では教材のデジタル化などを通じて、紙使用量の削減などに努めています。

●【エネルギー使用量・資源使用量・排出量実績】
各年3月期
  単位 2021年 2022年 2023年
電力 GJ 112,324 126,773 117,746
(千kWh) (11,303) (12,757) (11,810)
蒸気 GJ 5,066 5,640 6,420
都市ガス GJ 2,025 1,810 1,910
軽油・A重油・ガソリン GJ 147 280 214
温水・冷水 GJ 7,630 6,457 4,034
エネルギー使用量合計★ GJ 127,192 140,960 130,324
紙使用量★ t 51,823 45,825 38,253
水使用量★ 千m³ 2,540 1,612 1,557
廃棄物排出量★ t 2,085 1,798 1,204
廃棄物回収量★ t 1,474 1,063 815
リサイクル率 % 70 59 68

【改定日:2023年10月23日】

★第三者検証項目(2022年3月期からソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社より第三者検証を受けています)

  • エネルギー使用量は、岡山本社、東京本部、ベネッセ・ロジスティクス・センター、岡山県岡山市高柳所在物件、7支社ならびにクラスベネッセ教室・ビースタジオ教室の数値を集計しています。
  • 紙使用量はオフィス使用を除いて集計しています。
  • 水使用量は、岡山本社、東京本部、ベネッセ・ロジスティクス・センター、ベネッセスタイルケア(高齢者向け住宅)およびベネッセソシアスの数値を集計しています。なお、水源は100%水道水です。
    ベネッセソシアス
    ベネッセスタイルケアが運営する老人ホームに入居されている方の私物やバスタオルの洗濯業務を受託してサービス提供する「就労継続支援A型事業所」
  • 廃棄物排出量・回収量は2022年3月期より第三者検証を受けていますが、2023年3月期に不燃ごみならびに再生ごみの重量把握施設範囲を拡大し、過去に遡り数値を修正しています。
株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ

主な取り組み

商品・サービスのデジタル化による紙資源の削減や、FSC認証の紙資源の調達、梱包材への古紙100%利用などのほか、リサイクル等による資源循環などにも取り組んでいます。

商品・サービスにおける取り組み

●<学習専用タブレット>のリユース促進

ベネッセコーポレーションが提供している「進研ゼミ」でご活用頂いている<学習専用タブレット>は、リユース(再利用)を促進しています。

取り組みの詳細は以下をご覧ください。

<学習専用タブレット>のリユース促進
●くるくるリサイクル

<こどもちゃれんじ>の使い終わった教具をお持ちいただき、リサイクルしています。回収された玩具教材は油に再処理してエネルギーとして再利用しています。お子さまにとって楽しみながら環境について学ぶ機会にもなっています。

取り組みの詳細は以下をご覧ください。

くるくるリサイクル
●<赤ペン先生の問題>を通じた植樹活動

進研ゼミの添削課題である〈赤ペン先生の問題〉の提出から返却までに発生する紙資源の結果に応じた植樹活動で地域や環境への貢献に取り組んでいます。

取り組みの詳細は以下をご覧ください。

<赤ペン先生の問題>を通じた植樹活動
●<たまひよの市販雑誌>のインク・用紙の環境配慮

ベネッセコーポレーションが発行する、妊娠期・育児期向けの市販誌『初めてのたまごクラブ』『中期のたまごクラブ』『後期のたまごクラブ』『初めてのひよこクラブ』『中期のひよこクラブ』『後期のひよこクラブ』は、赤ちゃんの未来のために、環境に配慮したインク(植物油インキ)と用紙(FSC®認証の用紙)を(一部除く)使用しています。

取り組みの詳細は以下をご覧ください。

赤ちゃんの未来のために【紙の雑誌ができること】 たまひよ新創刊の6冊の環境配慮

オフィスにおける取り組み

●廃棄物分別の徹底

毎年、廃棄物の分別を徹底するために、四半期ごとに点検を実施しています。
結果をフロアごとに集約、社内ウェブで情報共有し、不備があるフロアは指摘を受けます。年間を通じて継続して働きかけを行い、例年、年度末にはほとんどのフロアが「指摘なし」になっています。また、意識喚起のための告知として、毎年夏休み期間中に従業員とそのご家族を対象とした「環境ポスターコンクール」を開催し、年齢区分別の優秀作品を社内イントラサイトにて表彰発表するとともに、廃棄物処理に関する応募作品は注意喚起のポスターとして社内掲示しています。

廃棄物分別の徹底
●コピー用紙の削減
2005年より、1人当たりの毎月のコピー用紙使用量を指標にして削減活動をスタートしました。スタート時の2005年から比較すると6割以上減少しています。会議時のモニターやプロジェクターの活用、資料そのものの削減、両面や1枚に複数ページの印刷をする、などの努力を積み重ねています。
●アクリルパネルリサイクルなどの取り組み
コロナ禍に飛沫防止パネルとして使ったものを、産業廃棄物として処理をするのではなく、リサイクル会社へ寄付を行い、リサイクル品として改めてアクリルパネルとして作り直し、再利用できるようにしました。
この他、使用期限の切れたヘルメットをリサイクルに出したり、オフィスで使用する事務用品のリユース活動なども行っています。

調達時の取り組み

ベネッセコーポレーションでは原材料調達において、グリーン調達に関する包括的なガイドラインを定めています。また、取引先と協働して環境への配慮を行っています。具体的には以下の活動などを実施しています。

  • ◆紙および教具・玩具の原材料の調達基準、製造においては製品の安全基準を定め、特に環境影響のある素材の使用禁止を厳格に規定し、検査体制を整えて実行
  • ◆持続可能な調達の一環として、用紙会社からは、すべてSGEC(Sustainable Green Ecosystem Council:緑の循環認証会議)森林認証を受けた用紙を仕入れている。また、SGECの活動を通して、植林国に関する情報も収集している。

※SGEC森林認証は国際的な認証制度であるPEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes)森林認証と相互承認をしています。

<ベネッセコーポレーションの商品安全の取り組み>
原材料把握の徹底
環境や人体によくない物質の制限

関連施設での取り組み

●ベネッセハウスのサステナビリティへの取り組み

ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団は、現代アートや文化振興による「よい地域づくり」を推進。瀬戸内海の島々を舞台に「ベネッセアートサイト直島」と総称するアート活動を約30年にわたり展開しています。歴史や文化を活かし、新たに現代アートを持ち込みながら住民の方々との関わりを再生する活動が特徴的なベネッセアートサイト直島に毎年多くの方が訪問し、アート作品や瀬戸内の風景、地域の人々との触れ合いを通して「ベネッセ=よく生きる」を考える場所となっています。

ベネッセアートサイト直島にある「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとした施設「ベネッセハウス」では、持続可能な社会の実現に貢献することを目指し、環境への配慮、健康・安全などの様々な項目においてサステナビリティを推進しています。

詳しい取り組みは以下よりご確認いただけます。

写真:ベネッセアートサイト直島

環境教育

詳細は以下よりご覧ください。

環境教育
株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ

生物多様性に関するイニシアティブへの参加

ベネッセホールディングスは、自然資本および生物多様性の観点からの事業機会とリスクの情報開示を求める自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)に賛同するとともに、賛同企業が自然資本に関してリスク管理と開示の枠組を構築するために設立されたTNFDフォーラムに参画しています。

TNFD提言に沿った開示を進める意向のある組織として、TNFDのWebサイトで「TNFDアーリーアダプター」に登録しました。
2024 年 1 月 16 日発表のTNFDアーリーアダプター登録企業は以下よりご確認いただけます。

TNFDフォーラムメンバーのロゴ

ベネッセホールディングスは、「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」に賛同し、生物多様性への取り組みを進めています。

※「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」では、「経団連生物多様性宣言・行動指針(改定版)」が掲げる7項目のうち複数の項目に取り組む、または全体の趣旨に賛同する企業・団体のロゴマークや将来に向けた活動方針・活動事例を、特設ウェブサイト上で内外に向けて、発信・紹介しています。

経団連生物多様性宣言イニシアチブのロゴ
株式会社ディ・エフ・エフ, 株式会社ベネッセホールディングス, 株式会社ベネッセホールディングス 社長室 サステナビリティ推進課, 株式会社ベネッセホールディングス 広報・IR部, 株式会社ベネッセホールディングス 総務部, 株式会社ベネッセコーポレーション, 公益財団法人ベネッセこども基金, ベネッセ教育総合研究所, ベルリッツ コーポレーション, 株式会社サイマル・インターナショナル, 株式会社東京個別指導学院, 株式会社お茶の水ゼミナール, 株式会社アップ, 株式会社ベネッセスタイルケア, 株式会社ベネッセビジネスメイト, 株式会社ベネッセソシアス, 公益財団法人 福武財団, 公益財団法人 福武教育文化振興財団, 株式会社クラシコ, 株式会社VIETISソリューション

最終更新日:2024年04月11日